トナカイの脚で作ったブーツ

作品紹介

オランオール村に日用品を買い物に来ていたツアータンの人々と一緒に、山里の集落に向かう。氷の湖を渡ろうとした時

バイクに乗って金髪を魔かせながら、ヨーロッパの若い女性が

やってきた。金髪娘が風景に場違いな感じで面白い。

聞くと、写真家で

村に一月位滞在していて、トナカイ遊牧民が山から降りてきた

と聞いて取材に来たという。

ふと彼女の足元を見ると、変わったブーツを履いている。

彼女に尋ねると、トナカイの脚の毛皮で作ってもらったという。

雪の地面に付くのは脚だから、脚の毛皮がいいだろうと。

彼女の感性の鋭さに驚き

撮った写真に興味を覚え写真を見せてもらった。

夜半に野良犬を銃でうち、動物虐待と非難を受けるが

犬の毛皮でブーツを作ると温かいので、犬を撃っていると聞いた事がある

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