タングラサン峠ー5.500m

エッセイ

都ゴルムドからラサに向かうバスに乗る、運転手の眠気を払うため、高度で、窓が開いていて寒い横の金髪の女性が手を握ってくれと頼む。

これが縁でロマンスが生まれるかなと、良い気になる。

心臓が止まりそう

彼女の手の冷たさが左手に伝わってくる。

このままだと心臓に届いて心臓が止まるのではないかと、手を離す。

旧い水筒に、バスストップでお湯を入れて、湯たんぽがわり、寒さが凌げて5.500mの峠を越えられた。

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