作品紹介

エッセイ

短い夏ーモンゴルウルギー

バヤンウルギーのカザフ族の鷹匠取材に出かけた。 6月が一番暑いが8月の湖で子供達が泳いでいて、少女たちが私たちに開いにきた。辺境で外国人が珍しいのだろう。 少女の首を見たら、首に掛けていたのはスプーンだった。 どこにいてもすぐ食べられるよう...
エッセイ

SAPAの天使

Sapaは霧に覆われて、見えないし、紙が湿ってスケッチや彩色が難しい。ホテルのロビーなどに飾ってある、バナナの美しいはななど描く。霧の中歩いていると民族衣装で着飾った少女に出会った。お礼のお金をあげて写真撮らせてもらった。 『 SAPAの天...
エッセイ

Sapa-髪梳き

ハノイから夜行列車で山岳地帯の3.000mの高地SAPAに向かう。 インドシナ半島で一番高い。 乾季だが 霧で覆われていて風景が見えない中、3000mの高地に着いた。 背中に籠を背負った女性たちが、ガイドをして、山を降りて村里に案内する、モ...
エッセイ

黄金の箸ーブラジル

ウランバートルからトナカイ遊牧民の地、ウブスにジープで向かう。マイナス温度の大地で昼食をとる。缶詰が主で、寒さを凌ぐ為にも、脂身を食べる。草原の枯れ草に火がついたら大変だからと焚き火が禁止されているので、寒々しい。 黄金の箸 ラクダ草の茎が...
エッセイ

ラクダ井戸

モンゴルの冬11月は温度がマイナス以下になる。 大地の水が凍って、地上から水が消える。 放牧の牛馬、特に野生のラクダは水が飲めなくなる。 凍った氷を舐めても、喉の渇きは十分満たされない。 時間を決めて水を汲み出す 時間を決めて、少年が井戸か...
エッセイ

烏什塔拉(ウシュトラ)の紅い実のりんご

ウルムチからカシュガルに向かう途中、鳥什塔拉の街でスケッチしていたら、自転車の婦人がりんご売りに来たので三個買った。 紅い実のりんご 食べてみると中実が真っ赤、驚いたもののスケッチに夢中で、りんごを写真に撮るのを忘れていた。 帰国して、紅い...
エッセイ

覆面をしている人に敬意を示す

新疆ウイグル自治区で出会ったウイグル族の美女、美しい顔を覆面でおおっているのが絵になる。 一人3000💲 友人の話によれば、イスラムの人はメッカに巡礼するのが大きな目標、一人当たり3.0005かかると言う。 巡礼を行った人に尊敬を込めて、名...
エッセイ

屋根の道ーISTANBUL

①屋根の道-ISTANBUL F6号ISTANBUL の観光地地帯、ヌルオスモスクの周りに本格的な屋根の道があり、建造も本格的で、屋根の道を女性たちが行き交う。買い物に出かける時も、人の目を浴びなくて済む。以前はgooge earthでリア...
エッセイ

緑陰のメロディー

600年のかえでの樹ウズベキスタンの南の街フェルナガに旅した時、友人が私が画家だと知ると600年の掛齢のかえでの木を見せると言って、公園に案内してくれた。楓の大木の横に出た芽が大木となって600年の掛齢を延ばしている。緑蔭に椅子を置いて、人...
エッセイ

綺麗でしょう?ー言葉に落とし穴

カシュガルを出発したバスはパミール高原のタシュクルガンへと向かい山岳地帯に入り、3.600Mのカラクリ湖で休憩する、澄んだ湖に、ムスタグ・アク山(7.000m級)の山が映る。カザフ族のテントがあり、乗馬などできるし、馬で湖畔を駆ける雄大さを...