エッセイ

黄金の箸ーブラジル

ウランバートルからトナカイ遊牧民の地、ウブスにジープで向かう。マイナス温度の大地で昼食をとる。缶詰が主で、寒さを凌ぐ為にも、脂身を食べる。草原の枯れ草に火がついたら大変だからと焚き火が禁止されているので、寒々しい。 黄金の箸 ラクダ草の茎が...
エッセイ

ラクダ井戸

モンゴルの冬11月は温度がマイナス以下になる。 大地の水が凍って、地上から水が消える。 放牧の牛馬、特に野生のラクダは水が飲めなくなる。 凍った氷を舐めても、喉の渇きは十分満たされない。 時間を決めて水を汲み出す 時間を決めて、少年が井戸か...
エッセイ

烏什塔拉(ウシュトラ)の紅い実のりんご

ウルムチからカシュガルに向かう途中、鳥什塔拉の街でスケッチしていたら、自転車の婦人がりんご売りに来たので三個買った。 紅い実のりんご 食べてみると中実が真っ赤、驚いたもののスケッチに夢中で、りんごを写真に撮るのを忘れていた。 帰国して、紅い...
エッセイ

出発時間を機長に直談判

蟠桃の産地で知られたウイグル自治区の伊犂(イリ) 今回は子供キャンプでスタッフとして参加、グループの半分25人が飛行機のトラブルで乗れなかった。 明日の一番機でウルムチに向かう予定。 ところが一番機で出発しても、ウルムチを出航する便に間に合...
エッセイ

覆面をしている人に敬意を示す

新疆ウイグル自治区で出会ったウイグル族の美女、美しい顔を覆面でおおっているのが絵になる。 一人3000💲 友人の話によれば、イスラムの人はメッカに巡礼するのが大きな目標、一人当たり3.0005かかると言う。 巡礼を行った人に尊敬を込めて、名...
エッセイ

アントニオ猪木とタクラマカン砂漠1600kmを走る

1991年夏、アントニオ猪木をりーだーにタクラマカン砂漠をツーリング。 出発は新彊ウイグル自治区のウルムチ、トルファン、ハミ、敦煌を経て嘉関がゴールとなる。TVカメラ2台来ていたけど、スポンサーの佐川急便のトラブルで、放映中止。 新車のエン...
エッセイ

屋根の道ーISTANBUL

①屋根の道-ISTANBUL F6号ISTANBUL の観光地地帯、ヌルオスモスクの周りに本格的な屋根の道があり、建造も本格的で、屋根の道を女性たちが行き交う。買い物に出かける時も、人の目を浴びなくて済む。以前はgooge earthでリア...
エッセイ

緑陰のメロディー

600年のかえでの樹ウズベキスタンの南の街フェルナガに旅した時、友人が私が画家だと知ると600年の掛齢のかえでの木を見せると言って、公園に案内してくれた。楓の大木の横に出た芽が大木となって600年の掛齢を延ばしている。緑蔭に椅子を置いて、人...
エッセイ

綺麗でしょう?ー言葉に落とし穴

カシュガルを出発したバスはパミール高原のタシュクルガンへと向かい山岳地帯に入り、3.600Mのカラクリ湖で休憩する、澄んだ湖に、ムスタグ・アク山(7.000m級)の山が映る。カザフ族のテントがあり、乗馬などできるし、馬で湖畔を駆ける雄大さを...
作品紹介

砂漠で遭難

タクラマカン砂漠のホータンからチャリクリクに走っている時、車がクラッシュして、友人と二人で砂漠に取り残された。 運転手は遠い街に車の部品を探しに出かけた。 水も食料もなく、一瞬死を想像した。 宝石堀に助けられた そこへ運よく一台のトラックが...