緑陰のメロディー

エッセイ

600年のかえでの樹
ウズベキスタンの南の街フェルナガに旅した時、友人が私が画家だと知ると
600年の掛齢のかえでの木を見せると言って、
公園に案内してくれた。楓の大木の横に出た芽が大木となって600年の掛齢を延ばしている。
緑蔭に椅子を置いて、人々が男女に分かれて輪を作り談笑している。
昼間からゆったりしていて、仕事しないのかなと、心配になる。
木は根っこより1mの高さまで、白いペンキが塗られている慣れてくると、
画材として面白く感じるようになる。
若い娘たちは眉毛が長く太い、田舎に行くと眉と眉の間を黒く刺青して一本の線にしている絵画の中でも見かける。

眉の間を刺青して一本眉

眉と眉の間が近いと美人だと褒めないといけない。褒められて嬉しそうだ。
金の総入れ歯をしている女性をよく見かける、彼女たちが笑うと
口の中が金だらけで異常である。シルクロードは金を大好きのようだ、宝石店は
シルクロードのどの国でも賑わっている.
帰国して楓の樹の中のウズベキスタン人を多く描いた。

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