タクラマカン砂漠のホータンからチャリクリクに走っている時、車がクラッシュして、友人と二人で砂漠に取り残された。
運転手は遠い街に車の部品を探しに出かけた。
水も食料もなく、一瞬死を想像した。
宝石堀に助けられた
そこへ運よく一台のトラックが来た。停めて『 金を払うから乗せてくれ』と交渉して乗せてもらった。
私は荷台に乗った。荷台に乗っていた男の話を聞くと、三人の兵士で、金稼ぎのために、宝石堀に来て帰るところだと言う。
カモフラジュしたハミ瓜の下に、石垣積みする時の石に似た大きさの石が
7個あった。玉だと言う。崑崙山脈は玉でできているそうだ。一個
10万円くらい。(当時給料が一万円くらい)
監視人に横を向いてもらう
ダイナマイトを使って採掘するとき、監視人に金を渡して、外を向いているように
頼むのだそうだ。掘るところを見たわけではないので、賄賂にならないと
逃げ道をあかしてくれた。
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